労働法規
労働法規(最低賃金、有給休暇、残業、産休等に関する規則)は各国により異なる
自由労働市場
EU市民はビザや労働許可なく、他のEU加盟国へ自由に移動し働くことができる
人の自由移動
EU市民はEU圏内における自由な移動が認められている。また、非EU市民であっても有効なシェンゲンビザがある場合は、出入国検査を受けることなく、シェンゲン圏内で自由に移動できる (**)
ビザ取得要件
労働許可・短期ビザ・長期ビザの種類及び要件、またビザ発行に要する期間は、各国により異なる。滞在期間及び目的によって必要な労働許可やビザが決まり、法律の改定も頻繁に行われるため、その都度大使館及び専門家に確認する必要がある
投資優遇措置
政府から交付される投資優遇措置の基本ルールはEUで定められているが、必要要件や追加の補助内容等は各国で異なる
VAT申告・関税同盟
EU圏内にある企業は全て、自国のみならず他のEU国との取引についても、VAT申告の義務がある
VAT税率
VAT税率は各国で異なる。国によっては食品・薬・本といった生活必需品に対し、軽減税率が適用される
共通通貨
EU圏27カ国のうち、19カ国がユーロを導入している (*)
為替レート
EU加盟国は一定の要件を満たせばユーロを導入することができるが、自国の通貨を選択することもできる。自国の通貨を利用している幾つかの国では、政府が為替介入し、ユーロと連動させる形で為替変動リスクを回避している
運転免許証・その他公文書
EU加盟国で取得した運転免許所は、EU圏内どこでも有効となる。その他の公文書(身分証明書や車のナンバープレート等)も同一のデザインで作成される